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<<弊社が注目している最新技術動向について/Jan.2010>>

Google App Engine
昨年のJava対応で一気に広まった感のある、クラウドコンピューティングの先駆けです。コストやスケーラビリティの面で大きなメリットはありますが、様々な制約も存在します。また、同じjavaとはいえ、従来とは異なった設計や開発手法も必要となるため、採用に当たってはサービス内容を十分考慮する必要があります。
Hibernate
JavaにおけるORマッピングフレームワークの最右翼と言えるでしょう。この分野で既に一定の実績を上げているのはEJBですが、実用アプリケーションでパフォーマンスをきちんと出していくには「J2EEパターン」と呼ばれるデザインパターンを正しく使いこなさなければならず、またテスト動作が大仰になってしまう等、誤解を恐れずに言えばかなりの非本質的な労力と学習コストがかかってしまいます。HibernateはEJBに比べ非常に軽量・シンプルであり、またオブジェクト指向におけるコンポジションや継承の概念を比較的自然に表現出来る等、かなり美しい実装となっています。
Spring Framework
かなり「高尚な」フレームワークである、と考えています。オブジェクト指向技術をある程度修めた人でないと、なかなか有効な使い方はできないのではないでしょうか。現状では十分なツールも用意されておらず、個々の単体テストはしやすくなるかもしれませんが、結合動作をさせた時のデバッグトレース等が逆に困難になりがちです。現状、実用アプリケーションの開発に導入するには十分な理由と慎重さが必要でしょう。
AndroMDA
UMLをベースにWebアプリケーション等を構築するためのツールですが、厳密に言えば、いわゆる「MDA」に完全に準拠したものではありません。誤解を恐れずに言えば「UMLコンパイラ」とも言えるでしょう。EOD(Ease Of Development)ツールの一つの形だとも言えます。まだ世の中にそれほど知れ渡っていませんが、例えばHibernateのマッピングファイル及びDTO、あるいはStrutsの定義ファイル、JSP等もUMLより生成可能であり、非常に現実的な開発ソリューションの一つとなりうるものとして注目しています。
 

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